2005年02月19日
雲のむこう、約束の場所
あの遠い日に僕たちは、かなえられない約束をした。
印象的な言葉で始まる物語。
今日はずっと観たかった映画を観ましたよ。
「雲のむこう、約束の場所」という映画で。
新海誠という方が監督をされている作品なのですが。
以前から私はこの新海監督の作品に注目していまして。
前々作の「彼女と彼女の猫」という作品から、ずっと新海監督の世界にこころを持って行かれています。
ご興味を持たれた方は、下記のサイトまで。
http://www2.odn.ne.jp/%7Eccs50140/index.html
新海監督の世界観というか世界の描き方は共通していて。
日常の何気ない風景、ちょっとしたしぐさ、風のにおい、心にしみるような太陽のつよさ。
今、現実に観て感動している風景と言うよりは。
想い出に残っている心象風景を見ているような。
そんな世界の描き方がたまらなく好きで。
なんだか記憶に残っている風景の方が、より印象が強まっている事ってありませんか?
例えば目に焼き付くようなオレンジ色の夕焼け。
それに目を奪われているときには、ただただ夢中なのだけれども。
後から想い出すと、その時に一緒に観ていた人に対する慕情だとか切なさやいとしさ、悩み事とかといった想いが重なって。
想い出すだけで、鳥肌が立つような感動と心を揺すぶられる。
そんな風景を随所で観ることが出来る作品ばかりです。
とても不思議だけれども、誰もが抱えている想い出を浄化し、くすぐってくれます。
観ている間、ずっと泣いていて。
心がふるえてたまりませんでした。
それはやはり、記憶を揺さぶられるから。
いろいろ辛いことが多く、大変な毎日だけれども。
でもやっぱりこの自分が住んでいる世界が、好きなんだと思う。
そういう自分の置かれている現実に「うん」と言えるような。
素直な心に帰れる時間を過ごすことが出来ました。
投稿者 shell : 2005年02月19日 22:38