2005年06月13日
岐路
今年の4月から地元の長崎に帰って、新生活を始めている後輩がいます。
今まで通っていた大学を辞めて、新たに音大へ入学した後輩。
前向きな選択、のはずだったのですが。
いろいろな困難にぶつかり、前が見えなくなっているようです。
後輩は、明るくて人当たりが良く。
元から上手く立ち回るのが得意で。
それ故に今までは、困難から上手く逃げていたのですが。
過去から逃れ続けてきた課題と、いよいよ立ち向かわなければならない事になったようです。
久しぶりでしたが、かなりの長時間話し込みました。
女子大の人間関係。
経済的な問題。
自分の意志の不確かさ。
将来への不安。
そのようなものを全て抱え込み、身動きが出来なくなった後輩。
夢さえもいつの間にか色褪せて見えて。
理想と現実に、それでも何とか折り合いをつけて来たようですが。
さすがに少し、疲れたようです。
胸がつぶれる思いでした。
元気な声しか、知らなかったので。
いろいろ話している中で、気がつきました。
彼女が抱えているものも、今の私が抱えているものも。
実は同じ種類ものじゃないかって。
途中からアドバイスというよりは、自分の抱えているものを整理しているような感じでしたが。
なんとか、心の澱を洗い流すことが出来たようです。
つらくても、理解を得られなくても、批判されても。
妬みや嫉みを一身に浴びても。
それでもがんばって生きるんだよって。
今より前に進むんだよって。
なんだか改めて大切ものを再確認出来た気がします。
悩むって、大切ですね。
何が大切なのかを気づくためには。
とても苦しいのですが。
かたや音大で。
こなた社会で。
それぞれの抱えた課題をクリアするために。
大げさかもしれないけれど、自分の存在を懸けて。
自分の弱さと立ち向かおうと、お互いに改めて思いました。
次に会話するときには、きっと。
いつものにぎやかで笑いの絶えない後輩になっているはずです。
つらいことはたくさん。
でも、すてきなことも負けないくらい、ですよ。
投稿者 shell : 2005年06月13日 02:17